体に良い馬刺しですが、子供も普通に食べても大丈夫なのでしょうか？
いつから食べていいものなのでしょうか？
今回は、子供が馬刺しを食べるリスクとメリットの両方の観点から解説していきます。
子供に馬刺しを食べさせるリスクとは？
馬刺し自体は体に良いのですが、生肉なので食中毒のリスクが少なからずあります。
馬刺しの食中毒のリスクについては別の記事で詳しく解説していますが、馬肉は食中毒のリスクは他のお肉に比べて圧倒的に低いです。
それでも子供は食中毒に対する免疫力が大人より低いので心配になる人も多いと思います。
子供が馬刺しも含めた生モノを食べてもいい目安の年齢は３歳になって以降です。
これは魚のお寿司などについても一緒で、３歳ぐらいになると胃腸が生モノを消化できる準備が整うからです。
それでも、子供の様子を見ながら少しずつ食べさせてみるのが良いです。
歯もまだ整っていない年齢なので、馬刺しをちゃんと食べれるとは限りません。
そして、食中毒のリスクを絶対に取りたくないということであれば12歳になってからにしましょう。
このぐらいの年齢になると、食中毒の感染を予防する力が大人に近づいていきます。
また、馬刺しを食べさせるにしてもちゃんと馬肉を加工処理している会社やお店のものを選ぶようにしましょう。
食中毒や寄生虫のリスクは、決められた衛生基準に沿って加工されていれば限りなくゼロに近くなります。
有名店の馬刺しなどであれば、安心ですね。
馬刺しの栄養素は子供の成長にとって最高な面もある
馬刺しは栄養価が高いため、大人だけでなく子供の成長にも良い食材です。
詳しい栄養素は別の記事で解説していますが、馬肉は子供成長に欠かせないタンパク質の含有量が多いのです。
すべての人間にとってタンパク質は重要な栄養素の一つではありますが、タンパク質は特に成長期の子供にとって必要不可欠です。
成長期でたんぱく質が不足してしまうと、十分な成長ができなくなる可能性があります。
また、タンパク質不足で血液の成分である赤血球中のヘモグロビンが不足して貧血を引き起こしたり、病気にかかりやすくなってしまうという危険性もあります。
免疫力がまだそこまで強くない子供にとって、病気にかかりやすくなってしまうのは身体的なことだけでなく精神的な面でも良くないことは明白です。
さらに他の肉に比べて鉄分も豊富なので、子供が大事な時期に集中力や思考力を維持したり成長を促進してくれる効果もあります。
まとめ
子供が馬刺しを食べるのが心配という方もいるかもしれません。
衛生管理などがしっかりとしている有名店の馬刺しであれば大丈夫です。
馬刺しは子供の成長に良い栄養素ばかりなので、質の良い馬刺しを食べさせて元気に育ってもらいましょう。
